ネオマ耐火スパンウォール

NEOMASPANWALL
木毛セメント板複合高性能フェノールフォーム

壁耐火構造

製品図

ネオマ耐火スパンウォール      金属外装材

ネオマ耐火スパンウォールは、ネオマフォームと木毛セメント板の複合製品です。角波のみならず、意匠性に優れた各種スパンドレルとの組み合わせで、壁30分・60分耐火構造認定を取得しております。

室内側状況

特長

断熱性

ネオマフォーム厚25mm~50mm。 高断熱を重視した建物に対応。

外張り断熱

外張り断熱で躯体を保護、面倒な熱橋計算不要

意匠性

デザイン性の高いスパンドレルにも幅広く対応。内装なしの認定のため、現し仕上げも可能。

壁30・60分耐火構造認定

  • 壁30分耐火構造認定
    FP030NE-0183-4
  • 壁60分耐火構造認定
    FP060NE-0184-4

耐火認定構造

構成図

  • ネオマ耐火スパンウォールは、ネオマスパンビスⅠ(指定ビス)にてネオマフォーム面を屋外側(木毛セメント板を室内側)になるよう胴縁に取付けてください。
  • ビスは、幅方向@455以下、長さ方向胴縁ピッチ以下で取付けてください。
    ※ビスは、ネオマフォーム部分を貫通させ、木毛セメント板表面まで達するようにしてください。なお、ビス穴の補修は不要です。
    ◎アルミ外装材は認定対象外となります。認定対象内となる外装材は、耐火認定での外装材仕様を基本とし、認定内容の詳細については、耐火構造認定書にてご確認ください。
  • スパンドレルの取付けは、ネオマスパンビスⅡ(指定ビス)をご使用ください。
  • 胴縁は-100×50×20×2.3以上とし、606mmピッチ以下とします。
  • 胴縁の耐火被覆は不要です。(ロ準耐1に使用する場合を除く。)
  • 木毛セメント板は60分耐火構造用で25mm厚、30分耐火構造用で20mm厚となります。
  • 60分耐火構造の目地部は、木毛セメント板の小口部に専用耐火目地材(熱膨張性目地材)を取付けます。(30分耐火構造の目地部は不要です。)
  • ネオマ耐火スパンウォール突付部の横胴縁のだき合せ部に用いるつなぎ材は、PL-6×60×60mmの断面寸法以上としてください。

断面図

一般部 水平断面詳細図
一般部 垂直断面詳細図

製品規格

製品規格

構成
断熱材複合材料
ネオマフォーム
JIS A 9521フェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ
JIS A 9511フェノールフォーム保温板1種2号C
木毛セメント板
(JIS A 5404)
耐火性能品番厚さ(mm)幅×長さ
(mm)
重量※1
(Kg/m)
EI認証
対象
熱抵抗※2
[(m2・K)/W]
ネオマフォーム総厚
30分耐火構造20M-202040910
×
1820
16.71.0
20M-25254516.91.3
20M-30305017.01.5
20M-35355517.11.8
20M-50507017.52.5
60分耐火構造25M-202045910
×
1820
25.71.0
25M-25255025.91.3
25M-30305526.01.5
25M-35356026.11.8
25M-50507526.52.5

※1 重量は標準的な重量を示しています。
※2 ネオマフォーム単体(複合材料の断熱性能を含まない)の断熱性としています。

■優良断熱材(EI)認証制度について

「優良断熱材認証制度」は一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会が優れた品質管理のもとに安定した断熱性能を有する優良断熱材(EI)を認証する制度です。 省エネ基準適合義務化の断熱性能の確認において、JISと並ぶ第三者認証制度として利用できます。

壁の断熱性能計算例(木毛セメント版の熱抵抗を加味した計算)

耐火性能品番熱貫流率※3[W/(m2・K)]
30分耐火構造20M-200.77
20M-250.65
20M-300.56
20M-350.49
20M-500.36
60分耐火構造25M-200.75
25M-250.63
25M-300.54
25M-350.48
25M-500.35

※3 壁体はネオマフォーム及び木毛セメント板のみで構成され、かつ以下の数値を用いて算定しています。
  木毛センメト板熱伝導率:0.13[W/(m・K)]、木毛セメント板の熱抵抗[(m2/K)/W]:30分耐火構造の場合0.15、60分
  耐火構造の場合0.19、室内側熱伝達抵抗:0.11[(m2・K)/W]、室外側熱伝達抵抗:0.04[(m2・K)/W]

耐熱性能比較

部材 設計参考仕様

材質・塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板
(国土交通省大臣認定番号NM-8697)等
・塗装溶融亜鉛めっき鋼板
(国土交通省大臣認定番号NM-8697)
製品長さ12000mm以下
働き巾105mm以上
山高さ12mm以上
形状・スパンドレル金属板断面積 5.3cm²/m以上
・角波 金属板断面積 4.3cm²/m以上
厚さ認定適合外装材一覧 参照

認定適合外装材一覧[縦張指定]

※( )内数値は働き巾

BLアートサイディング

t=0.4mm以上

 

320タイプ (320mm)

333タイプ (333mm)

三角スパンドレル

t=0.4mm以上

 

三角スパンドレル (170mm)

丸スパンドレル/ESメタルスパン-R

t=0.4mm以上

 

SP-180MS (180mm)

MS-R150 (150mm)

MS-R180 (180mm)

SK角波サイディング914

t=0.4mm以上

 

SK-1型 (750mm)

SK-2型 (750mm)

SK-3型 (750mm)

SK-4型 (750mm)

SK-5型 (800mm)

SK-6型 (762mm)

角スパンドレル

t=0.35mm以上

 

SP-148K (148mm)

SP-150K (150mm)

SP-152K (152mm)

SP-165K (165mm)

SP-180K(3山) (180mm)

SP-180K(4山) (180mm)

SP-191K (191mm)

スパンドレル

SP-105J,SP-115F(H) : t=0.35mm以上
SP-150J,SP-160J: t=0.4mm以上

 

SP-105J (105mm)

SP-115F(H) (115mm)

SP-150J (150mm)

SP-160F (160mm)

SK-320角波

t=0.4mm以上

 

SK-320角波 (320mm)

BIS工法

t=0.4mm以上

 

I型 (350mm)

Ⅲ型 (355mm)

アートスパン

t=0.4mm以上

 

BLアートスパン300 (300mm)

漣アートスパン(SP-168S) (168mm)

長尺角波914

t=0.4mm以上

 

AF-10 (750mm)

BF-6 (780mm)

長尺角波455

t=0.35mm以上

 

DF-2 (380mm)

FF-3 (365mm)

波板

t=0.4mm以上

 

大波

中波

  • ※ 耐火認定(FP030NE-0183-4/FP060NE-0184-4)をご使用の場合、認定書をご確認いただき記載内容を遵守してください。 また、使用材料は必ず「ネオマ耐火スパンウォール」をご使用ください。
  • ※ 60分耐火の場合、耐火目地材の取り付けはタッカー等を用いて@300程度で固定してください。
  • ※ 耐火目地材は、木毛セメント板部分に取り付けてください。 
  • ※ ネオマ耐火スパンウォールは、複合(合成)耐火は取得しておりませんので、柱、梁等の耐火被覆が必要となります。
  • ※ パネル及び施工精度により、板間にわずかな隙間が生じる事がありますが、耐火性能上、特に問題はありません。
  • ※ 設計、施工にあたっては「ネオマ耐火スパンウォール施工マニュアル(旭化成建材)」をご一読ください。
  • ※ ネオマ耐火スパンウォールは、金属外装の下地材であり、表面仕上げ材ではありませんのでご注意ください。
  • ※ ネオマ耐火スパンウォール®は、旭化成建材(株)の登録商標です。
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