ネオマフォームFS<防火30分構造>

NEOMAFOAM FS
普通石膏ボード複合高性能フェノールフォーム

壁耐火構造

製品図

     ネオマフォームFS        金属外装材

ネオマフォームFSは、ネオマフォームと普通石膏ボードの複合製品です。
金属外装材と組み合わせて壁30分防火構造を取得しており、さらに不燃材料認定品であるため、準耐火建築物(ロ準耐2)に適用可能です。

室内側状況

特長

優れた耐火、断熱性能

壁30分防火構造・不燃材料認定を取得し、ロ準耐2に対応。またネオマフォームの断熱性能により、高い断熱性も発揮します。

意匠性

様々な種類のスパンドレル、角波が適用可能です。

内装のあらわし仕上げ

内装なしの認定のため、現し仕上げも可能です。

外張り断熱

外張り断熱で躯体を保護、面倒な熱橋計算も不要です。

軽量性

重量は9.2kg/m2躯体への負担を軽減しています。

壁30分防火構造認定

  • 壁30分防火構造認定
    PC030NE-0121-4

耐火構造認定

構成図

準耐火建築物〈ロ準耐2〉対応

市販の金属外装材と組み合わせて、壁30分防火構造を取得しており、
また不燃材料認定品であるため、準耐火建築物(ロ準耐2)に適用可能です。
  • ネオマフォームFSは、ネオマフォーム側を屋外側(石膏ボード側を室内側)になるよう胴縁に取りつけてください。
  • アルミ外装材は認定対象外となります。
    認定対象内となる外装材は、防火認定での外装材仕様を基本とし、認定内容の詳細については、防火構造認定書にてご確認ください。
  • ネオマフォームFSは、L-25以上、φ3.5以上のビスで幅方向@455以下、長さ方向胴縁ピッチ以下で固定してください。
    ※ビスは、ネオマフォーム部分を貫通させ、石膏ボード表面まで達するようにしてください。
    なお、ビス穴の補修は不要です。
  • スパンドレルの取付けは、ネオマスパンビスⅡ(指定ビス)をご使用ください。
  • 胴縁は−100×50×20×2.3以上とし、910mmピッチ以下とします。
  • 胴縁の耐火被覆は不要です。
  • ネオマフォームFSに使用する石膏ボードは、普通石膏ボードです。
  • 室内側には金属製ジョイナーの設置を推奨します。

断面図

一般部 水平断面詳細図

一般部 垂直断面詳細図

製品規格

製品規格(不燃材料NM-3558)

構成
断熱材複合材料
ネオマフォーム
JIS A 9521フェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ
JIS A 9511フェノールフォーム保温板1種2号C
普通石膏ボード
12.5mm
(GB-R JIS A 6901)
品番厚さ(mm)幅×長さ
(mm)
重量※1
(Kg/m)
EI認証
対象
熱抵抗※2
[(m2・K)/W]
ネオマフォーム総厚
FS-202032.5910
×
1820
9.21.0
FS-252537.59.41.3
FS-303042.59.51.5
FS-353547.59.61.8
FS-505062.510.02.5

※1 重量は標準な重量を示しています。
※2 ネオマフォーム単体(複合製品を含まない)の断熱性としています。

■優良断熱材(EI)認証制度について

「優良断熱材認証制度」は一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会が優れた品質管理のもとに安定した断熱性能を有する優良断熱材(EI)を認証する制度です。 省エネ基準適合義務化の断熱性能の確認において、JISと並ぶ第三者認証制度として利用できます。

壁の断熱性能計算例((石膏ボードの熱抵抗を加味した計算))

品番熱貫流率※3[W/(m2・K)]
FS-200.83
FS-250.69
FS-300.59
FS-350.51
FS-500.37

※3 壁体はネオマフォーム及び普通石膏ボードのみで構成され、かつ以下の数値を用いて算定しています。
  普通石膏ボード熱伝導率:0.22[W/(m・K)]、普通石膏ボードの熱抵抗:0.05[(m2・K)/W]、
  室内側熱伝達抵抗:0.11[(m2・K)/W]、室外側熱伝達抵抗:0.04[(m2・K)/W]

耐熱性能比較

部材 設計参考仕様

材質・塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板
(国土交通省大臣認定番号NM-8697)等
・塗装溶融亜鉛めっき鋼板
(国土交通省大臣認定番号NM-8697)
製品長さ12000mm以下
働き巾105mm以上
山高さ12mm以上
厚さ認定適合外装材一覧 参照形状・スパンドレル 金属板断面積 6.1cm²/m以上
・角波 金属板断面積 4.3cm²/m以上

認定適合外装材一覧[縦張指定]

※( )内数値は働き巾

BLアートサイディング

t=0.5mm以上

 

320タイプ (320mm)

333タイプ (333mm)

三角スパンドレル

t=0.4mm以上

 

三角スパンドレル (170mm)

丸スパンドレル/ESメタルスパン-R

t=0.4mm以上

 

SP-180MS (180mm)

MS-R150 (150mm)

MS-R180 (180mm)

SK角波サイディング914

t=0.4mm以上

 

SK-1型 (750mm)

SK-2型 (750mm)

SK-3型 (750mm)

SK-4型 (750mm)

SK-5型 (800mm)

SK-6型 (762mm)

角スパンドレル

t=0.4mm以上

 

SP-148K (148mm)

SP-150K (150mm)

SP-152K (152mm)

SP-165K (165mm)

SP-180K(3山) (180mm)

SP-180K(4山) (180mm)

SP-191K (191mm)

スパンドレル

SP-105J,SP-115F(H) : t=0.4mm以上
SP-150J,SP-160J: t=0.5mm以上

 

SP-105J (105mm)

SP-115F(H) (115mm)

SP-150J (150mm)

SP-160F (160mm)

SK-320角波

t=0.4mm以上

 

SK-320角波 (320mm)

BIS工法

t=0.4mm以上

 

I型 (350mm)

Ⅲ型 (355mm)

アートスパン

BLアートスパン:t=0.5mm以上
漣アートスパン:t=0.4mm以上

 

BLアートスパン300 (300mm)

漣アートスパン(SP-168S) (168mm)

長尺角波914

t=0.4mm以上

 

AF-10 (750mm)

BF-6 (780mm)

長尺角波455

t=0.35mm以上

 

DF-2 (380mm)

FF-3 (365mm)

波板

t=0.4mm以上

 

大波

中波

  • ※ 防火認定(PC030NE-0121-4)をご使用の場合、認定書をご確認いただき記載内容を遵守してください。
    また、使用材料は必ず「ネオマフォームFS」をご使用ください。
  • 保育園の場合は、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(厚生労働省)」により、ロ準耐は適用できませんのでご注意ください。
  • ※石膏ボード面が雨など水濡れのないように十分ご注意ください。
  • ※ネオマフォームFSの室内側板間には金属製ジョイナーの設置を推奨します。
  • ※クレーンでの揚重時は、パネルにヘコミなどが生じないように、パネルに同梱されている角あて部にスリングをかけてください。
  • ※パネル及び施工精度により、板間にわずかな隙間が生じる事がありますが、耐火性能上、特に問題はありません。
  • ※設計、施工にあたっては「ネオマフォームFS施工マニュアル(旭化成建材)」をご一読ください。
  • ※ネオマ®は、旭化成建材(株)の登録商標です。
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