折板・金属屋根緑化システムエコルーフ緑施工性の優れたカセット式多機能緑化システム
エコルーフ緑の用途・特長
●断熱・省エネ対策に ●工場立地法-緑地面積の確保に ●施工性に優れたレール工法 ●多用途対応のスライド工法
用途に応じて選べる2つの工法
●レール工法
設置が簡単、優れた施工性が特長です。
カセットを上下のレールで押さえるだけのシンプルな施工。
●スライド工法
重ね式折板屋根にも対応した多用途対応の工法です。
カセットを横からスライドして装着します。
エコルーフケース
培土の飛散が少ない軽量 カセット式
緑化を考えていても、培土の飛散により清掃などに苦労するのではと考えがちですが、「エコルーフ緑」は緑化ケース内に培土が入っているため、培土の飛散・流出がし難い構造となっています。
また、培土は天然パーライトと難分解性有機質土壌をブレンドした良質天然軽量土壌を採用することにより、カセット内の通気性を保ちつつ、経年有機物分解による土壌の目減りを極限まで抑え、緑化用基盤に適した軽量化と経年での植生安定化が可能となりました。
植物の生育を考えた緑化ケースの特長
1.育成トレー
育成トレーの凹部分は、市販の9~10.5cmサイズのポットがそのまま植えられます。周辺酸素に触れやすいように工夫されたスリット構造により、苗の根がルーピングすることなくオリジナル培土へ伸びて行きます。
2.保水マット
感温性の保水マット内蔵のため、高い保水力を発揮し、更に感温性の保水ゲルが温度により水分を放出します。(セダムは植物自体に水を貯えるため、散水はほとんど必要ありませんが、植物が必要な時に水分がないと枯れてしまいます。そのために水を貯えられる保水マットを下層に内蔵しています。)
3.サイドスリット
育成カバーにはサイドのスリットがあるため、適度な風通しがあり、植物の蒸れを防ぎます。
4.培土厚
培土厚が8.3cmあり、植物が根を伸ばせる環境を整えています。
5.強度
強度に優れているため、メンテナンス程度の歩行が可能です。
■エコルーフケースの仕様
下図をご参照ください。
省管理化を確立
「エコルーフ緑」は植生を十分熟知した構造で、金属屋根・屋上・壁面緑化 用の多用途に対応しています。植物が健全・正常に育つ仕組みを追求し、 設置後の経費を低減し、手間のかからない維持管理が容易に行えます。
システム仕様
対応植物 | セダム類、ツル性植物、芝生、その他の地被類 | 培土 | 天然パーライト、難分解性有機質土壌 |
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外形寸法 | 縦470mm×横395mm×厚さ87mm(5枚/m2) | 保水補助材 | 保水マット(サーモゲル含有リサイクルウレタンフォーム) |
乾燥・湿潤重量 | 乾燥時=約7kg/枚(約38kg/m2) 湿潤時=約10kg/枚(約60kg/m2) |
枯保証 | 施工完了後1年 |
基盤 | リサイクルポリプロピレン(黒色) PP耐久年数:約20年相当(UVテスター耐候性試験による) |
エコ対策 | 基盤=リサイクル材を利用 保水マット=リサイクル破砕ウレタンを再加工 |